地域住民のコミュニケーションをよりスムーズに、より便利に。私たちが運営する地域アプリ「CocBan」は、情報共有の手段として多くの方にご利用いただいています。今回は、CocBanを導入している広島市安佐北区上庄自治会の山下会長にお話を伺い、実際の利用状況や感じている効果、今後の期待についてお聞きしました。


なぜCocBanを導入したのか

この町内会では、災害情報やイベント告知などを迅速に共有する手段としてCocBanを導入しました。それ以前は、電話を順番に回す連絡網が主な方法でしたが、「時間がかかる」「班長の負担が大きい」といった課題がありました。

「防災情報のような緊急性の高い内容をすぐに伝える必要があると感じ、導入を決めました。現在は約187世帯、利用者数207人が登録しています」と山下会長は語ります。


CocBanが生み出した変化

CocBanを導入したことで、これまで時間と手間がかかっていた情報共有が大幅に効率化しました。

  • 班長の負担軽減
    「以前は25世帯に回覧板を回すのに2週間かかることもありましたが、CocBanでは一斉配信できるのでスピーディです。班長が運ぶ回覧板の数が減り、負担が軽くなりました」と班長の一人は話します。
  • 双方向のやり取りが活発に
    防災訓練や地域イベントの参加者募集でも、投稿への返信機能が活躍しています。運動会の選手募集では、5人の参加者がアプリ経由で集まりました。「若い世代が積極的にコメントをくれるので、役員としてもありがたいですね」との声も。
  • 情報の即時性が向上
    緊急の防災情報では、警戒レベル4が発令された際に全世帯に一斉通知。従来の電話連絡と比べ、迅速な対応が可能になりました。

今後に向けた展望

住民からの声を受け、自治会ではさらなる活用方法を模索しています。

  • 地域の情報をもっと発信
    「公民館だより」や「小学校だより」など、現在紙媒体で配布されている情報について、これらの施設に協力をお願いし、CocBanのチャンネル機能(詳しくはこちら)を活用して配信することで、若い世代にも情報を届けたいという要望が寄せられています。
  • 災害時の情報共有をさらに強化
    避難訓練や防災情報の即時配信をさらに充実させ、災害時にもスムーズに住民をサポートできる体制を目指しています。

CocBanで地域に新しいつながりを

CocBanは、単なる情報共有ツールではなく、住民同士の新たなつながりを生むプラットフォームです。利用を始めた住民からは「知らなかった地域の活動を知るきっかけになった」という声も聞かれます。

私たちは、CocBanを通じて地域の課題を解決し、誰もが参加しやすいコミュニティを目指しています。これからも地域とともにアプリを育て、さらなる活用方法を探っていきます。あなたの町でも、ぜひCocBanをご活用ください!